緩和ケアチーム

治療することがほとんどできない状態になった際に、患者さま・ご家族様は、様々な問題 ①身体的症状（例：②心理・社会的問題（例：不安・いらだち等の精神的苦痛、経済的問題・家族内の問題等の社会的苦痛）、③スピリチュアルの症状（例：死への恐怖や自責の念）に直面されます。

医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士、理学療法士などでチームを組み、患者さまとご家族さまの生活の質の維持向上を目指したケアを提供します。

• 治癒困難な悪性腫瘍の患者さまを対象とし、がんの治癒や延命を目的とした治療はおこないませんが、がんに伴う苦痛や不快な症状を緩和するための治療やケアは徹底しておこないます。


• 患者さまだけでなくご家族さまもケアの対象となり、療養生活に伴う様々な苦痛や困難に対処できるように支援いたします。


• 患者さまの意思や信念、価値観を尊重し、その人らしく生きることを支えます。季節の行事や音楽を楽しんだり、面会の方とくつろげる談話室がございます。


• ベッドからの移動が難しい患者さまの場合でも、病棟の医師やスタッフが協力して、少しでも日常生活の中での楽しみや変化を感じられるよう工夫しています。