負担軽減及び処遇改善の取組

医療従事者の負担軽減及び処遇の改善に関する取組事項


当院では、医師・看護師・医療従事者の負担軽減及び処遇改善のため、下記のような取組を行っております。


項目   具体的な取り組み
業務量の調整 時間外労働の削減に向けた取り組み ・病棟の状況により、他部署からのリリーフ体制の実施
・看護師長対象に労務管理の研修開催
・心理的安全性が高いと協力体制が構築しやすいことから、職員一人一人の対話を大切にすることを看護部の目標としている
・看護記録の削減に向け、看護部業務委員会と記録委員会によるシステムの見直しの実施
看護職員と他職種との業務分担 リハビリ療法士 ・ADL評価の実施
  ・体位変換や座位保持、離床方法等をカンファレンスで提案
    ・認知症患者への精神賦活(認知症ケアチーム)
  臨床検査技師 ・ポータブル心電図を病棟看護師に代わって実施している
    ・状況に応じて、看護師に代わって採血実施
  薬剤師 ・病棟へ担当薬剤師を配置し、持参薬の確認、薬剤指導を実施する
  管理栄養士 ・病棟カンファレンス、ICへの参加と、他職種で管理計画共有し、食事内容・形態を提案する。                 ・食事変更への速やかな対応
看護補助者の配置 主として事務的業務を行う看護補助者の配置 ・病棟クラークを各病棟に配置し、電話対応、面会者対応、入退院準備、入院案内、カルテ整理等の業務を行っている。
  看護補助者への タスクシフト/シェアの推進 ・看護部業務マニュアルを整備し、業務内容、看護師の指示・業務の報告、連絡等を明確にした。引き続き入職者へ必要な教育を行う。
  ・介護福祉士取得への支援
多様な勤務形態の導入   ・勤務開始時間をずらした勤務形態での採用を実施
  ・夜勤専従制度の導入
妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮 院内保育室 ・職員が産休、育児休暇終了後、速やかに職場復帰し、業務に従事できるよう体制整備している。過不足のないよう保育職員の採用を実施。夜間保育に関しては、カレンダーで日付を指定し実施している。
夜勤の減免制度 ・申請により夜勤免除の実施
半日/時間単位 休暇制度 ・半日/時間単位の有休制度を実施し多様なニーズに対応している。
育児休暇推奨 ・男性職員の育児休暇を推奨する
所定労働時間の  短縮 ・育児時間制度(1日最大1.5時間短縮・6歳未満まで)を 活用し、多様なニーズに対応している。
介護休暇の推奨 ・必要に応じて介護休暇が必要な状況を把握し、退職ではなく制度を活用することを推奨する。
看護師の勤務環境改善 働き方かいかくの趣旨に基づく病院職員の業務について ・急を要さない医師からの指示は休日及び夜間帯に出さない
ヘルシーワークプレイスの実現 ・時間外勤務の削減
・業務時間内での研修の開催
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