新型コロナウイルス感染症第8波が終息し、3月13日からはマスクの着用が個人の判断となりました。コロナとの付き合い方が変化する中、回復期リハビリテーション病棟では「いつまでもコロナに負けていられない!」と4年ぶりにお花見ツアーに行ってきました。3月29日(水)の午前中、参加者は患者様11名、職員15名。職員用の送迎バスに乗って20分ほどのところにある彩の森入間公園に向かいました。ここ数日は肌寒い日が続いていましたが、晴れ間が広がり、暖かく気持ちのよい天候の中、満開の桜を見ながら散策することができました。
恒例 春のお花見ツアー復活!!
お花見ツアーの一番の目的は満開の桜を見て患者様に喜んで頂くことですが、リハビリ専門職としては退院後の生活動作を確認する貴重な機会でもあります。20㎝以上の段差を上ってバスに乗り込む動作、土道やガタガタ道、長く続く傾斜道の移動、病院とは違い椅子やトイレがすぐにない環境での屋外歩行。これらの動作を通して見つかった課題をリハビリで取り組んでいくことになります。
帰院後の患者様とのやり取りです。
療法士:「早速課題に取り掛かりましょう!!」
患者様:「今日は十分やりました!明日から頑張ります!!」・・・・。
何はともあれ、患者様の喜ばれるご様子を拝見し、開催してよかったと感じることができました。
リハビリテーション科