退院後の「暮らし」を見据え支援します
リハビリテーションとは身体に障害を受けた方に対し、失われた機能をでき得る限り治癒回復させ、残された能力を最大限に引き出す支援を行なうことです。当院のリハビリテーション科では、「再びその人らしく活き活きとした生活を過ごせるよう、総合的にリハビリテーションを提供する」をモットーに、スタッフ一同取り組んで参ります。
入院する以前の身体とは異なる状態で退院することは不安を伴うものです。当院では退院後の生活に合わせた準備を行い、安心して生活が送れるよう支援します。また、患者さま一人ひとりが楽しみや生きがいを持って生活する、その人らしい「暮らし」に向けたリハビリテーションを提供します。
食べることが難しい患者さまに対しては、飲み込みの専門スタッフである言語聴覚士が中心となり、患者さま一人ひとりに合わせて「食べたい」という希望を安全に実現できるよう支援します。
継続して医療的な支援を必要とする患者さまのリハビリテーションは、ご本人、ご家族によりそうことからスタートします。患者さまの暮らしてきた背景を大切にし、患者さま、ご家族を輪の中心に多職種がチームとなってその人らしい生活が送れるよう支援します。